南アフリカ共和国

アフリカ大陸最南端に位置する共和制国家。 東にスワジランド、モザンビーク、北にジンバブエ、ボツワナ、西にナミビアと国境を接し、 レソトを四方から囲んでいる、首都はプレトリア(ツワネ市都市圏)。イギリス連邦加盟国。
最近は経済が伸びている国として注目されている。 南アフリカには金やダイアモンド、レアメタルといった貴重な金属がたくさんある。 レアメタルというのは携帯電話や自動車を作るのに必要な金属なので、 世界の国が欲しがっており、日本もたくさん南アフリカから輸入している。
従来のBRICs(ブラジル (Brazil) 、ロシア (Russia) 、インド (India) 、中国 (China) 、sは複数形)に加え、 BRICSとしてSが南アフリカ (South Africa) を表す用法も定着しつつある。 公用語はアフリカーンス語、英語、バントゥー諸語 (ズールー語、コサ語、北ソト語、ソト語、スワジ語、南ンデベレ語、ツォンガ語、ツワナ語、ヴェンダ語) の11言語。 国内で最も多くの人に話されている言葉は東部で話されているズールー語である。
アパルトヘイト
南アフリカには、これまで「アパルトヘイト」という大変な歴史があった。 もともと南アフリカに住んでいたのは黒人の人々。 そこへ400年ほど前、ヨーロッパから白人たちが船でやってきて、住み着くようになった。 あとから来たのに白人たちは「ここは自分たちの土地だ」と武力で黒人たちを抑えつけ、 自分たちの国の一部=植民地にしてしまった。 そして「アパルトヘイト」という政治をはじめた。 「アパルトヘイト」とは「隔離=離すこと」という意味。
★黒人たちが住める場所を、作物もできないような、やせたせまい土地に限定する ★給料の安い仕事にしかつかせない ★公園やレストランなど公共の場所を、白人専用と黒人用にわける ★白人と黒人の結婚や恋愛を禁止 など、法律をつくって黒人たちを差別した。 これに違反すると、すぐに逮捕された。 世界の国や黒人の人々は、長い間これに反対してきた。
アパルトヘイトが廃止されたのは1991年。 そしてネルソン・マンデラという人が、はじめての黒人大統領に選ばれて、 南アフリカに自由と平等が戻ってきた。
・・・はずだった。 現在南アフリカではエイズの蔓延、教育水準の低い非白人の貧困、治安の悪化など問題は山積。
南アフリカ共和国におけるエイズの状況
国民の約4~5人に1人の割合でHIVに感染している。
HIV感染患者が爆発的に増加した経過には、 「処女とコンドームを使わずに性交をすれば完治できる」といった悪質なデマ (「悪い病気は健康な他人に伝染せば病魔が身体から出て行く」 というシャーマニズムから由来した呪術的迷信)が流布したため、 非白色人種、特にまだ10代前半の黒人少女がHIV感染患者から強姦され感染するケースが多発した。
また2004年以降の近年、同様に 「童貞(あるいは貞淑な男性)とコンドームを使わず性交すればエイズや性病が治る」 と言う呪術的迷信およびデマや、性病やエイズに罹ったために男性自体に無差別報復行為と見られる理由により、 数人の娼婦が一人の男性を拉致あるいは軟禁して輪姦(かわるがわる逆レイプ・メイル・レイプする) する事件も多発している。
また、そのほかにも同様の行為を行うための逆レイプ組織が無数に散在している。
南アフリカの大統領ジェイコブ・ズマはHIV陽性の女性をレイプし、 「レイプ後すぐにシャワーを浴びたので大丈夫。」と堂々と発言している。
2009年の推計によると、人口は4932万人。 エイズによる死者や白人層の国外流出が多いため、他のアフリカ諸国に比べると人口増加率は低く、 2008年には人口が減少している。 エイズ蔓延により、平均寿命も低下しており、かつて60歳代であった平均寿命は、 現在ではなんと40歳代(2009年推計で48.98歳) にまで低下。 黒人層に限ればさらに低くなる。
南アフリカの犯罪問題
南アフリカの男性の4人に1人を上回る27%が、 「過去に成人女性または少女をレイプしたことがある」と回答するという調査結果がある。 また、高級ホテル従業員が鍵を開けて客室に侵入し、女性旅行客をレイプする事件も発生している。
ヨハネスブルグをはじめとして南アフリカの都市では、 殺人、強盗、強姦、強盗殺人、麻薬売買などの凶悪犯罪が昼夜を問わず多発している。 殺人に限っては未遂を含め111.30件/10万人と日本の約110倍となっている。 凶悪犯罪においても、軒並み世界平均件数と比べて異常に高い犯罪率となっている。
南アフリカ犯罪統計(2007年7月3日南アフリカ警察当局発表)によると、 2006年3月~2007年3月までの一年間で約1万9200件の殺人事件が発生した。
これは1日に約53人が犯罪により殺害された計算で、1日の強盗発生数は約350件に上った。 その中で7割以上で拳銃などの銃器が使用されたと発表されている。
中には、全員が自動小銃で武装した強盗グループといった、 現場の警察官では対応が困難なケースもある。 さらに犯罪者は発砲を全く躊躇しないケースもあり、極めて危険である。 強姦発生率についても123.85件/10万人(国連薬物犯罪オフィス(UNODC))となっており、 世界最悪の発生率(日本の約123倍)である。
過激派による組織犯罪・テロも懸念される。
南アフリカ
「うっかり拳銃5300丁紛失しちまったけど、
W杯見にきてくれよな!」
南ア、2年間で銃5300丁紛失
ムテトゥワ警察相は2008年3月から今年3月までの2年間に紛失した拳銃などの銃器が 計5362丁に上ることを明らかにした。と南ア通信が伝えた。
南アでは警官の汚職が深刻な問題で、多くの警官が銃の闇取引に加担しているといわれる。
↓以下国民の反応 続きを読む
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